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まる子ちゃん

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*まる子ちゃん*

2014年8月16日、当会の保護犬(仮名)ローラちゃんに会いにいらしたY様。
その後『まる子ちゃん』と名付けられ、大変可愛がっていらっしゃいます。
Y様が日頃利用されているコープやまぐちの広報紙に、まる子ちゃんの事を書かれ、掲載されていますのでご紹介します。

『まる子がやって来るまで』

おととしロッキーが12歳で亡くなり、市報などで犬の里親募集の記事を見かけるたびに犬のいる暮らしにあこがれる気持ちが強くなっていました。
それでも、自分たちの年齢を考えると、最後まで十分に世話ができるだろうかという不安もあり、その気持ちをぐっと抑えていました。

たまたまお盆休みに帰省した娘が、インターネットで『ケダマの会』のことを知り、話がトントン拍子に進んで、3日後には生後一ヶ月のまる子がやって来ました。
発見された7匹兄弟は、劣悪な環境で皮膚にカビが生えていたそうです。
それも、ケダマの会のお世話で治療を受け、ボランティアの方たちに手分けして世話をされ、どの子も丸々と育っていました。(これはネットに出ていた写真で見たのですが)

本来ならば、月に何度か開かれるお見合い会で譲り受けるそうですが、このたびは娘が休暇中に会いたいという気持ちもあり、ほぼこの子と決めていた(仮名)ローラちゃんに限って面会をお願いしました。
お休みにも関わらず、快くお願いを聞いていただき、徳山西インター近くで待ち合わせ。女性二人が子犬を連れて来られました。
久しぶりに触れる子犬のかわいらしさにすっかり魅了され、帰りの車内は会話も弾みました。

ケダマの会では、2,3ヶ月後に必ず家庭訪問をされるそうです。
引き取られた犬や猫が、どのように飼われているか、その後のことも心配されている姿勢に真剣さが感じられ、私たちも命の大切さを考えさせられました。

さて、雑種のまる子は、体重が右肩上がり(2.2㎏→7.4㎏)
どこまで成長するか楽しみでもあり、恐怖でもあります。
近々家庭訪問があると思いますが、元気な姿を見せて安心してもらえるようにと思っているところです。

犬はずっと昔から人のそばにいて、特に今の環境では野良犬で生きていく事は難しいことです。
私たちと同じ命をいただきながら、人なしには生きていけない犬の世界は厳しいものだと思います。
少しでもその命をつなげようと、頑張っているこのようなボランティアの存在を知ることができたことは、私にとっても大きな出来事でした。
飼育放棄のペットたちもかなり保護されていて、同じ人間でも命の感じ方が様々なのかと考えさせられます。

まる子がいつまでも元気でいられるよう、自分自身も元気でいなければと思うこのごろです。

以上

文面からY様の素直な優しいお気持ちが伝わり、私たちも大変嬉しかったです。
約束通り家庭訪問に伺いました。
愛情たっぷりで大きく可愛くなったまる子ちゃんに会い、安心しました。

Y様、まる子ちゃんの事、末長く宜しくお願い致します。