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ライくん 星になりました。

「おばちゃん、何でついてくるの?」
と言いたげに、後ろを振り返りながら進むライくん。
「いやいや、リードで繋がってるからね……一緒に歩こうよ~。」
やっと最近
「お?お外に行きますか?」
と、出口にトトトと進むライくん。
ハーネス着けて、準備はOK。
犬舎から出るときは右見て左見て安全確認。
ササササ!早足。
今日はもうちょっと歩こうよ~と言っても
いやいや、帰ります。
早く早く……テテテテ。

ゆっくりお山の生活に慣れていたライくん。

先週のこと、
「今日もお腹の調子が悪いねー。ご飯いらんの??
昨日も食べんかったしね。じゃあ特別サービス!お高い缶詰あるけど、食べる?」
まず一口…
「お!こりゃ美味しい!」
ペロッと完食したのが、この世で口にした最後のご飯でした。

顔が腫れとるね……

重度の腎不全でした。

わずか1週間後
朝お山に上がると、浅い呼吸で横になっていたライくんに
「側にいるよ、ひとりじゃないよ、寂しくないよ」と声をかけ、体をそっと撫でながら、ライくんは静かに息をひきとりました。

昨春頃から放浪暮らしをしていたライくん。
どんなにか心細い毎日だった事でしょう。

側にいるよ、寂しくないよ。
そう声をかけるのが、精一杯でした。

先日亡くなったロロちゃんもライくんも迷い犬として保健所に収容されていました。
飼い主さんと離れた時はどんなにか心細く怖かったことでしょう。
終生飼養。
どうかどうか、その子の命が消えるときまで、温かい家族の元で過ごしてほしい。
そして、不幸にも保護犬猫となった子たちにも温かい家族ができて、幸せな毎日を過ごしてほしい。

スタッフブログインスタグラムでもライくんへの想いを綴っています。ご一読いただけますと幸いです。