2011.4月 岩国市で優しい方に保護され、飼い主を探していた猫さん(仮名ロイ君)
飼い主が名乗り出ないので、家族募集も並行していました
保護時、日本ではあまり馴染みのない抜爪手術がされていた事と
岩国市という地域性を考え
米軍基地関係の人が飼い主では、とマイクロチップを調べることに。
アメリカのマイクロチップは日本のものでは読み取れない為、
保護主さんが米軍の関係部署に問い合わせると、
基地内にてマイクロチップを確認し、72時間保護し、飼い主を探す、
見つからなければ殺処分、という返答だった為、
マイクロチップの確認のみ行ってもらい、飼い主が見つからなければ
また保護主さんの元で新しい家族探しをする、という話をされたそうです。
2011.8.1 保護主さんより連絡あり
米軍の手違いで、ロイ君は、米軍により殺処分された、と・・・
保護主さんは、ロイ君を保護し、一生懸命、飼い主を探しておられました
マイクロチップの確認結果は、やはり米軍関係者のもので、
飼い主はもう日本にはいないとのこと・・・
一体、何の為のマイクロチップなのか?
どうして、殺処分という選択肢ではなく、
生かす努力をしないのでしょうか?
もうこんな事あってはいけない
これまでもきっと、帰国するからと、
置き去りにされた犬や猫は沢山いるはずです
ロイ君は、とても素敵な猫でした
ロイ君が命を奪われる理由など、何一つありませんでした
ロイ君の事をどうか、忘れないでください