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山口県防府市で里親詐欺の情報があります。

里親詐欺とは…飼う意思が無かったり、飼えない環境。
または、虐待目的の人間が保護主から、飼い主を募集している猫をだまし取る事です。

里親詐欺の人間に渡した猫は、虐待を受けたり、捨てられて死亡したり、
保健所に持ち込んだり、猫を飼えない別の人に渡したりするので、
里親詐欺がわかっても、渡した猫を連れ戻す事は難しいです。

せっかく保護した猫を、再び不幸な目にあわさない為にも、
里親希望の相手とは、しっかり手順を踏んで飼育環境を、実際に確認してから譲渡して下さい。
猫をもらってくれる人=良い人とは限りません。

猫の命を守れるのは、保護しているあなただけです。

今回の事例
防府市在住の中年女性。
子供を一緒に連れて、保護主の家に猫を迎えに行ったり、
近所で待ち合わせて猫の受取を希望。
インターネットのサイトを利用しています。
「子供が猫を助けて欲しいと言っている、子供の期待に応えたいんです」などと言います。

飼育環境の確認をしたいので自宅訪問を希望した保護主、
すぐに欲しいと言うので不審に感じた保護主は被害をまぬがれています。

●猫を渡す時は、自宅へ行って実際に飼育環境を必ず確認してください。
集合住宅は、ペット飼育可能物件である契約書を見せてもらって下さい。
それを嫌がる人には、猫を渡さないで下さい。
あなたが保護して幸せになって欲しいと願った猫が、殺されてしまうかもしれません。

何人もだましている里親詐欺は、とても慣れています。
相手の名前を検索するなど、簡単に出来ることを試してみて下さい。
猫の譲渡に関して、一人で不安な時は周りの人に相談する事をお勧めします。