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名前もわからない君に…

名前のわからない01

名前もわからない02

名前もわからない君に…

3月某日、個人保護活動家Mさんの知人の女の子が、土手を歩いている犬を発見しました。

犬は逃げる事なく自分から寄って来たそうです。 青い首輪に赤いワイヤーが付いており

「迷い犬」だと思った彼女は、自宅に連れて帰り母親に警察署に届け出をしてもらい、

捜索ポスターを貼りました。 保健所へも届け出をし、MさんはFacebookで迷い犬の情報拡散をしました。

犬はとても人懐っこく触らせますが、ふと何かの拍子に頭上から触るようになると、

眼をギュッと閉じて固まり怯えた様子を見せたそうです。

翌々日には預かりさんが決まり、引き取る事になっていました。 ところが、迷い犬の元気が無い。

ご飯もあまり食べなくなって尻尾を振らなくなったと…。

Mさんが預かりさんに引き取りを約束した日の朝、女の子の家で亡くなったそうです。

この子がどんな経緯でさ迷っていたのかは分かりません。

迷子?遺棄?…どんな経緯でも、この子はかつては人間に飼われていた子です。

1匹になって、どんなにか心細かったことでしょう 。

持病があったかもしれません。痛みを抱えていたかもしれません。

飼い主を探したことでしょう。お家に帰りたかったことでしょう。

全ては想像の域を出ませんが、この子の置かれた状況に心が痛んで仕方がありません。

せめてもの救いは、最期は温かい人間の手に触れられた事です。

保護してくれた女の子に弔ってもらい、今は安らかに眠っています。

犬は飼い主さんが全てです。その命に責任を持って下さい。

最後に、Mさま。記事の掲載にご協力いただき、ありがとうございました。